学習コース一覧

(2016年10月現在)


1) 臨床心理フロンティア活用のために

1-1) 臨床心理フロンティア−企画趣旨

下山晴彦
公認心理師として必要とされる知識や技能とは何か、それらをどのように学ぶのかに関するビジョンを示し、専門性の高い公認心理師を目指す臨床心理職の、新たな学習の場として臨床心理フロンテイアを紹介します。

1-2) 公認心理師のための臨床心理学入門

下山晴彦
社会的専門職として国の政策に即した活動を求められる公認心理師において必要となる心理職の知識と技能を整理し、臨床心理フロンティアのe-ラーニングのカリキュラムの基盤となっている臨床心理学の学び方を解説する。

2) 実践活動

2-1) 実践の基本技法:査定と介入

2-1-1) 知能検査を臨床場面で活用するために

松田修
知的能力のアセスメントだけでなく、発達障害や認知症等の障害理解のために幅広く活用されている知能検査について、臨床場面で適切に活用するための方法と、そのポイントを解説します。

2-1-2) 臨床心理学の知識と技能の基本を学ぶ(書籍紹介)

下山晴彦
「臨床心理学をまなぶシリーズ」(東京大学出版会)の1巻「これからの臨床心理学」と2巻「実践の基本」の紹介を通して著者の下山晴彦が、カンセリングや心理療法の集合体ではない包括的学問体系としての臨床心理学の知識と技能を解説します。シリーズ全7巻の企画趣旨説明もお得な付録として含まれています。


2-2) 認知行動療法

2-2-1) 公認心理師のための認知行動療法の学び方

下山晴彦
クライエント中心療法のカウンセリング、あるいは力動的心理療法を学び、実践していた心理職が認知行動療法を適切に学ぶための発想の転換と学習のポイントを分かりやすく解説します。

2-2-2) 認知行動療法の基本技法を学ぶ

鈴木伸一
認知行動療法をこれから学ぶ心理職、さらに上手に実践したい臨床心理職にとって役立つポイントを中心に、認知行動療法を使いこなすためのミニマムエッセンシャルを体系的に解説します。

2-2-3) 認知行動療法ケース・フォーミュレーション入門

下山晴彦
認知行動療法の実践の核として、アセスメント情報をまとめ、問題形成の悪循環を見立て、介入の作業仮説を提供するケース・フォーミュレーションの基本手続きを解説します。

2-2-4) 認知行動療法の実践的理解と介入の工夫(予定)

神村栄一
ケースフォーミュレーションをキーワードとして、「いつの間にか導入・展開が進み、気がついたら生活が楽になっていた」を可能にする、柔軟な認知行動療法の進め方を解説します。

2-2-5) 新世代の認知行動療法を学ぶ

熊野宏昭
さまざまな問題や領域においてその有効性が確かめられてきているマインドフルネス、メタ認知療法、行動活性化療法、弁証法的行動療法、ACTなど、第3世代とも呼ばれる認知行動療法の基本と、その発展についてわかりやすく解説します。

2-2-6) 子どものための認知行動療法の基本を学ぶ

下山晴彦
認知行動療法の経験がない心理職、あるいは成人対象の認知行動療法しか経験がない臨床心理職が子どもや若者に認知行動療法を適用する際のポイントを解説します。

2-3) 発達障害

2-3-1) 心理職のための発達障害の診断入門

桑原斉
臨床心理職のアセスメントにおいて必須となっているDSM-5において神経発達症群に位置づけられ、その下位分類も再構成された発達障害の新しい分類と、その概念を正しく理解する道筋を体系的に解説します。

2-3-2) 自閉スペクトラム症(ASD)のアセスメントの基本を学ぶ

稲田尚子
臨床心理職にとって学習が必須となっている自閉スペクトラム症のアセスメントのグローバルスタンダードと、目的に応じたアセスメントバッテリーの組み立て方について、体系的に解説します。

2-3-3) 自閉スペクトラム症(ASD)の理解と支援の基本を学ぶ

黒田美保
臨床心理職の実践においてますます重要となっている自閉スペクトラム症(ASD)の支援方法について、ASD本人への心理的支援とASDの子どもを育てる親への支援を解説する。

3) 研究活動

3-1) 心理学の体系的理解

3-1-1) 公認心理師のための心理学の学び方

高橋美保
心理学全般の動向は、脳科学も含めて領域が広がり,内容も複雑になってきています。心理学試験の受験参考書の著者でもある講師が試験に向けての心理学の学び方をわかりやすく解説します。

3-1-2) 心理職のための神経科学(脳科学)入門

国里愛彦
生物-心理-社会モデルに基づく臨床活動を実践する臨床心理職にとって必須となっている神経科学(脳科学)の基本を解説するとともに心理職がその最新の成果をどのように活用するかについての視点を提供します。

3-1-3) 心理学辞典を活用した心理学の学び方(書籍紹介)

高橋美保
多様な方面に発展する心理学全般を効率良く学ぶために、心理学試験の対策指導の第一人者である高橋美保が、自らが編集に関わった「誠信 心理学辞典」(誠信書房)を活用した心理学の体系的な学習法を伝授します。

3-2) 心理学研究法

3-2-1) 質的研究法と量的研究法を学ぶ(書籍紹介)

能智正博・南風原朝和
心理学の研究法は、モデルや理論を生成する質的研究法と、検証する量的研究法に大別されます。「臨床心理学をまなぶシリーズ」(東京大学出版会)の6巻「質的研究法」の著者の能智正博と、7巻「量的研究法」の著者の南風原朝和が自著の紹介を通して心理学研究法を概説します。

3-3) エビデンス・ベイスト・プラクティス

3-3-1) エビデンス・ベイスト・プラクティスの基本を学ぶ

原田隆之
利用者(クライエント)のニーズに応える心理支援サービスの世界標準であり、サービスの有効性を保証するために臨床心理職にとっては必須のテーマとなっているエビデンス・ベイスト・プラクティスとは何かを解説します

3-3-2) 米国大学院における科学者−臨床家モデルの応用(予定)

クリーグ・アレクザンダー
エビデンス・ベイスト・プラクティスを重視する米国の臨床心理学大学院の博士課程の教育カリキュラムとインターンシップの実際を日本語で解説します。日本の現状との比較に関する質疑応答も含まれています。

4) 専門活動

4-1) 各領域別の専門性

4-1-1) 認知行動療法を活用したスクールカンセリングの展開

小堀彩子
スクールカンセリング活動を面接室内に閉じ込めずに、心理支援の活動を学校コミュニティにおいて幅広く展開するために認知行動療法を活用するポイントを具体的活動の事例を交えて解説します。

4-1-2) 医療で認知行動療法を活用するために

熊野宏昭
精神科に限らず医療・保健のさまざまな領域において活用されている認知行動療法の適用の仕方について、新世代の認知行動療法も含めて行動医学の観点から事例を交えて具体的に解説します。

4-2) 職業的専門性

4-2-1) 心理職の職業倫理−基礎編

金沢吉展
公認心理師の基本義務である倫理の遵守について、心理職にとって職業倫理がなぜ必要か、職業倫理とは何か、職業倫理をどのように実践の場で活かしていくことができるのかについて基本的な点を中心に体系的に解説します。

4-3) コミュニティ活動

4-3-1) 公認心理師が知っておくLGBTの理解と支援

石丸径一郎
社会文化の時代的変化に伴ってその理解のあり方が大きく変わってきているLGBTについて、偏見や不適切な支援によって当事者が傷つくことがないように、LGBTの最新情報と、適切な理解と支援について解説します。

4-3-2) 統合療法とコミュニティ・アプローチを学ぶ(書籍紹介)

平木典子・高畠克子 
コミュニティで心理支援活動を展開するための方法について、「臨床心理学をまなぶシリーズ」(東京大学出版会)の4巻「統合的介入法」の著者の平木典子が家族療法を中心とする心理療法の統合アプローチを、5巻「コミュニティ・アプローチ」の著者の高畠克子がコニュニティ心理学を解説します。